2017年10月6日金曜日

ヨコハマparada 16インチ/215R65のメモ

先日新調した夏タイヤ。

ヨコハマのparada。



装着後、800kmくらい走行してだいぶあたりが付いてきたので、印象をメモしておく。

交換前まで装着していたBSのDURAVIS R670 195/80R15 107/105Lとの比較だ。



●ロードノイズ:少し静かになったように感じる。とても静かという感じではないが、ノイズの周波数域が高周波域へ変わったようだ。そのおかげか、運転席下のタイヤハウス内から室内に入ってくるノイズが気にならなくなった。

●応答性、回頭性、旋回時のグリップ等:応答性は格段にあがっている。DURAVISではステアリング操作のあと、ボヨンとなってワンテンポ遅れてから車が動く感じだったのが、paradaではボヨンなしにすっと動く。いままで相当ダルな動きだったので、慣れるまでちょっと丁寧に操作することを心がけたくらいだ。回頭性もいい。DURAVISではステアリング切ったあとのボヨンがあるから、ボヨンのあと修正舵をあてていた。ステアリングを切り足したり戻したりするわけだ。そうしないと思ったところに車がいかない。扁平率が80なので、荷重がかかるとサイドウォールがボヨンボヨンとたわむせいだろうから仕方ない。paradaでは、扁平率が65になった。サイドウォールのたわみによる揺り戻しのような動きはほとんど感じない。もちろん、普通に公道をゆっくり走る速度域でのお話だ。旋回時のグリップも十分、というかハイエースにはグリップがありすぎかな、という印象だった。足回りよりも、タイヤが勝っている状況になった。グリップ頼みで旋回速度がかなり上がった。でも、無理しすぎないようにしておこう。積荷が荷崩れしちゃうからね。

●路面からの突き上げ:DURAVISに比べると、格段に突き上げが減った。扁平率が80→65に変わったのに、乗り心地はいい。
paradaのほうがトレッド面のゴムが柔らかいのと、トレッド面自体の剛性も柔らかいのだろう、たぶん。突き上げが減ったぶん、なんだかこまかいポコポコした振動のようなものを感じた。サイドウォールはたわまずに、トレッド面が凸凹を受け止めているような感触だった。装着直後はオーリンズのダンパーのダイアルを標準の7コマ戻しに設定していた。その後、このポコポコを抑えるために、ダンパーを2コマ締め込んで減衰力を上げ、5コマ戻しにしたところ、ポコポコはほとんど感じなくなった。しばらく乗ったのちに、ちょっと固すぎる気がしたので、1コマ戻して6コマ戻しで現在は乗っている。とてもいい感じだ。
いままでDURAVISで我慢できなかったのは、路面の小さな凸凹を乗り越えるときの突き上げだ。細かい突き上げがダンダン、ダンダン!と来る。扁平率が80なのに、なんでこんなに硬いんだ?乗り心地が悪いんだ?とずっと不思議に感じていた。首都高なんぞ走ると、本当に最悪だった。TRDのサスを組んだハチロクとたいして変わらないんじゃないか?と思ったくらいだった。paradaでは扁平率が65になり、荷重指数も上がるのでさらに突き上げがひどくなるのだろうか?という不安が少しあったが杞憂であった。もっと早くparadaに変えていればよかったと、今は思う。

●燃費:どうも悪化したようだ。ふだんの通勤でリッターあたり9キロ台中盤だったのが、9キロ台ギリギリくらいになった。リッターあたり0.5〜1kmくらい悪化したのではないだろうか。グリップが上がったことを考えれば、当然の結果ではある。今後しばらく燃費を計測して確かめてみよう。

●見た目:ホワイトレターがうるさい・・・。文字数が多すぎる。文字がでかすぎる。17インチのほうが、文字のバランスがいいようだ。

●磨耗:トレッド面の様子を見た目の印象だが、paradaのほうがだいぶ早く減りそうだ・・・。でも、5万キロ持てば御の字だ。

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